爪水虫も白癬菌
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爪水虫とは
「爪水虫」は正式には爪白癬(つめはくせん)といいます。足白癬(一般にいう水虫)と同じ白癬菌という真菌(カビ)が原因で起こる感染症です。感染した爪は、表面が白く濁ったり、線状にスジが入ったり、汚れたような色がつきます。さらに爪の厚みが増したりします。あなたの爪は爪水虫ではありませんか?![]() |
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爪水虫の特性
爪の水虫は、多くの場合、塗り薬だけではよくなりません。爪のすき間が白癬菌の格好の隠れ家となって、ぬり薬などで一時沈静化した足の水虫にまた白癬菌を供給しつづけます。爪の水虫を退治しない限り、水虫サイクルは続くのです。しかも、爪水虫は、爪を変色させたり変形させるといった視覚的に悪影響を及ぼす症状を引き起こします。ただ、爪の水虫は、治療しなくても特に命にかかわるものではありません。痛くも痒くもないものなので、気にならなければ治療する必要はありません。しかし、接客業や家族・恋人などと接する機会が多い方には気なる病気だといえます。あくまで見た目が悪いから治療するわけですから、患者さんが治療するかどうかはご本人次第ということになります。治療するのならば、なるべく早期にする方がよいでしょう。爪水虫の治療法
爪水虫の場合には、飲み薬が効果的です。塗り薬を使っても爪の中に薬の成分が届きにくい爪水虫では、効果的に薬を患部に到達させる点で優れているのが飲み薬なのです。また、飲み薬の場合、カらだ全体から治療するので、同時に足水虫も治せます。また、塗り薬のように、塗り残しが生じて再発を繰り返す、といった問題が少ないのもメリットです。抗真菌剤を内服するわけですが、大部分の爪が生え変わるまで飲み続けなければなりません。従来の爪水虫のお薬は、完治するのに1年以上飲み続けなければならなかったため、途中で治療を中断してしまう患者さんが少なくありませんでしたが、最近では、爪白癬(爪水虫)は数ヶ月間の内服で、ほぼ治癒します。さらに爪水虫の飲み薬による治療では、爪水虫にカンジダ症を合併している場合にも優れた効果をもち、爪真菌症(爪水虫)治療の有効手段とされています。
爪水虫治療の飲み薬の薬剤には2種類があります。「イトラコナゾール」と「テルビナフィン」はいずれも白癬菌に対して殺菌作用があります。
「イトラコナゾール」
パルス療法と呼ばれる治療法を行います。イトリゾールカプセルを1日8カプセルずつ1週間服用し、その後3週間休薬するというサイクルを3回繰り返すというものです。服薬期間は3ヵ月(服薬日数は3週間)という短期間で済むので非常に効果的な治療法です。薬を飲まない期間を色々と調整できるので副作用の危険性を減らすことができます。注意点は、他の飲み薬(高血圧治療薬、高脂血症治療薬など)との飲み合わせによっては服用できない場合があります。
「テルビナフィン」
ラミシール錠を1日1錠ずつ毎日服用します。症状に応じて、3ヵ月から6ヵ月継続して服用します。一緒に内服してはいけない薬はごく少数で、ほとんどの場合他の薬を内服していても内服可能です。注意点は、治療開始から1ヵ月後〜2ヵ月後に肝機能障害などの副作用が懸念されます。内服開始前・内服1ヵ月後・内服2ヵ月後に血液検査を行う必要があります。
飲み薬の爪水虫治療では、長期にわたって飲み続けるため、副作用で肝臓が障害されることがあります。しかし、肝障害が生じる頻度はかなり低いですし、ほとんどの場合、飲むのを中止すれば、肝臓の機能は正常に戻ります。肝障害がひどくなる前に発見するために、一ヶ月に一回、血液検査で肝臓が大丈夫かどうかチェックする必要があります。
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