水虫治療対策ガイド

水虫対策、爪水虫、薬治療

水虫治療対策ガイド

水虫 水虫とは縁がないと思っていても、加齢とともに身体の抵抗力が落ちてかかってしまうことがあります。中高年に多いイメージがある水虫ですが、近年は若い方や女性の水虫の患者さんが増えてきているのが実情です気づかないうちにひどくなることもありますので、たかが水虫とあなどらず、しっかり対策をたてましょう。
一度発病すると毎年繰り返す水虫に悩まされることもありますが、治療をあきらめることはありません。水虫の種類と性質を正しく知って、適切なケアをすれば必ず退治できます。「水虫は完全には治らない」と思っている方が意外に多いようです。 確かに、塗り薬を使用して症状が良くなったところですぐ治療を中止してしまうと、また水虫の症状がぶり返してしまいます。 いわゆる水虫とは、真菌感染症の一種であり「足白癬」と言います。 足白癬は、カビの一種である白癬菌が皮膚に侵入して起こります。 この白癬菌がなかなかしぶといものなので、症状が軽快して見た目にきれいになってからも1〜2ヵ月は治療を継続すべきと言われています。 なぜなら、白癬菌は目に見えないため、皮膚のどこに潜んでいても気が付かないからです。 水虫に対する体の免疫は、ウイルス感染のように自分の体の中に抗体が作られることは無いので、足白癬が一度治ったとしても、また新たに感染することがあるということも注意すべき点です。

 水虫かどうかの診断そのものも自分では難しく、自覚症状の乏しい角質増殖型や爪白癬はなおさらです。したがって、感染初期の頃に気がつかずに放置しがちになります。おかしいと思ったときは専門医を受診してみるといいでしょう。皮膚科の専門医の場合では、皮膚の一部を顕微鏡でみて、水虫かどうかを診断します。簡単に検査ができますので治療期間などの相談も含めて専門医と相談してみることをおすすめします。

 病院での治療は水虫の症状によって塗り薬か飲み薬のどちらかで治療することになりますが、治療の基本は塗り薬になります。 塗り薬で水虫の治療を行う場合、足白癬の治療は根気よく続ける必要があり、なおかつ治療が終わった後も十分に再感染を予防する必要があるということになります。水虫には、かゆみを伴わないものもあります。身近に感染者がいるときは、家族みんなで水虫対策を立てましょう。市販薬を使う場合も、厳選することが大切となります。市販薬には、できるだけ広く効くように、かゆみ止めに局所麻酔剤などが混ざっているものもあります。それにかぶれて、水虫がひどくなることもあります。

皮膚だけでなく爪に入り込んだ水虫の場合には、飲み薬を飲まないかぎり絶対に治りません。飲み薬は医師の処方箋が必要です。爪の一部分のみの感染であれば6ヶ月間程度の治療で改善することも多いのですが、すべての爪が感染しているような場合には長期間の治療が必要になります。飲み薬で治療するにあたって、平行して、爪を伸ばさないようにこまめに切っていくことと、爪の表面を爪削りで削って、少しでも爪についている菌の量を少なくする努力も早期完治の第一歩です。経験豊富な皮膚科医の管理の下で、安全に、根気よく治療を続けていきましょう。