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前立腺肥大症治療(ホルミウムレーザー前立腺肥大核出術)

1.前立腺とは

前立腺は男性のみある臓器で、膀胱より末梢側、つまり足側にあるクルミ大の臓器で
中に尿道が通っています。



2.前立腺炎とは

前立腺炎とは、文字のごとく前立腺の炎症なんだけど前立腺肥大や前立腺癌と違って、
10代後半から、あらゆる年代層に起きます。
前立腺炎に急性前立腺炎と慢性前立腺炎の2つがあるのですが、全く症状が違います。
原因はハッキリしないことが多いのですが、慢性前立腺炎は急性前立腺炎から移行するというよりは、
尿道炎の放置および不完全な治療が原因になっているようです。
細菌の種類も違うようで、急性前立腺炎は大腸菌が多く、
慢性前立腺炎はクラミジアや弱毒性の細菌が多いようです。


3.急性前立腺炎について

急性前立腺炎の症状は、急に発症する高度な発熱、頻尿や排尿痛などの排尿症状、
時には尿が出なくなっちゃうこともあります。(尿閉と言います。)

検査は、尿検査で尿中に白血球が沢山見られます。また、直腸診(お尻の穴から指を入れて診察するやつ)
をすると、ぶよぶよした圧痛を伴う前立腺を触れます。
治療は抗生物質の飲み薬じゃ弱くて、点滴をした方が早く、確実に治ります。
症状が激烈なのですが、一週間ほどで治ります。
(急性前立腺炎は前立腺のバリアが壊れるので抗生物質の移行が良いので
慢性前立腺炎と違って早く治るんです。)


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4.慢性前立腺炎の症状と検査

慢性前立腺炎の症状は、かなり広範囲にわたります。代表的なものとして、
違和感、残尿感、排尿違和感、などなどなど・・・
検査は直腸診で、前立腺に軽い圧痛を認め、あと前立腺マッサージをして出てくる
前立腺分泌液に白血球を認めます。


5.慢性前立腺炎の治療

前立腺炎の治療の中心は抗生物質の長期投与です。
抗生物質の1stChoiceはニューキノロンで、その代表がクラビットでしょう。
もちろん、いろいろな先生によって使う薬は違いますが、これが一番多いと思います。
クラミジアに感受性があり、その他の抗菌スペクトルがかなり広いです。
この手の薬を大体、2〜3ヶ月使ってみます。それでも改善しない場合は、
毛色の違う抗生物質に変えて見ます。薬は、いろいろ有ります。
これと、違って、前立腺炎の薬としては、セルニルトンという薬が有ります。
これは、前立腺炎の症状をやわらげる働きがある、生薬のようなものです。
抗生物質と違い、副作用の心配が少ないので長期に飲むと良いでしょう。

あと、気になってしょうがない、なんて症状にはセルシンという、
安定剤をごく少量使用するのも効果が有るようです。以上の薬を組み合わせて、患者さんの症状と相談しながら処方します。


6.抗生物質の長期投与について

抗生物質の長期投与が見とめられているのは、慢性気管支炎と慢性前立腺炎です。
たった2つだけが長期投与が認められているんだね。
抗生物質の長期投与による副作用の代表は、
?.胃腸障害
?.菌交代現象
の二つでしょう。
?の胃腸障害は胃薬などを併用したり、あと、空腹時に薬を飲まないようにすれば
胃に関してはある程度、防げます。
また、腸内細菌層が変化するので、便秘、下痢などが起きやすくなります。
?の菌交代現象とは、 抗生物質に感受性がある細菌は死んでしまうのですが
効かない細菌が育ちやすくなって、それが悪さをしてしまうことです。
代表的なのが、真菌つまりカビやMRSAですね。
その為に、抗生物質を途中で変更したり、休薬しながら投与します。

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