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自宅で出来る糖尿検査

糖尿病はその名の通り、「尿から糖がでる病気」となります。しかし糖尿病とは、健康長寿を脅かす?高血糖?すなわち血液中の糖の濃度が高くなる病態を意味します。尿中に糖が出るのはあくまでも、高血糖の結果ひきおこされる一現象にすぎません。高血圧症と同じように、高血糖症といったほうがすっきりし、通りもよいような気がします。また、糖尿病であれば、常に尿糖(+)というわけではありません。

糖尿病でなければ、血糖値は、空腹時には概ね100以下?食後においては概ね140以下におさまるよう緻密に制御されています。境界型糖尿病、そして軽症の糖尿病に進行する過程においては、空腹時血糖よりもまず、食後の血糖が徐々に高くなり、その後、病態が進むにつれて、遅れて空腹時血糖も高くなってきます。尿は腎臓で生成され、糖が尿中に漏れ出さないように制御されています。個人差はありますが、糖が腎臓の制御機能を超えて、尿中に漏れ出すのは血糖値が概ね170〜180を超えてからになります。

糖尿病の診断基準では、空腹時血糖が126を超えると糖尿病型となります。例えば、空腹時血糖が診断基準を大きく上回り150だった場合を考えてみましょう。

空腹時血糖が150ということは、比較的進行した糖尿病であると考えられますが、空腹時の血糖は170以下なので尿糖は(−)となります。このように、比較的進行した糖尿病でさえ、空腹時血糖がかなり高くならない限り、尿糖は(+)になりません。検尿において、糖尿病を見逃してしまう確率を減らし、糖尿病を早期発見するためには、空腹時よりも、食後1時間から2時間の血糖が一番高くなる時間帯に検査することをおすすめします。

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糖尿糖の有無を調べる尿試験紙は、自宅で気軽に検査できます。ドラッグストアで購入でき、10本入り、50本入り等があります。本数が多い方が割安で、メーカーによっても異なりますが、検査1回あたり20〜80円内に収まるようです。

糖尿病は自覚症状がないうちに、様々な合併症をひきおこすので、早期発見・早期治療がとても重要です。血糖値を心配しているものの、なかなか医療機関には足が向かない方は、まずは自宅で尿検査をしてみてはいかがでしょうか。血糖値は刻々と変動するので、一回の食事前後で安心せず、日にちを変えて複数回おこなうことをおすすめします。その際は、以下の3パターンを参考にして下さい。空腹時、食後のいずれにせよ、もしわずかであっても尿糖陽性でしたら、早めに医療機関を受診され、血糖値を検査して下さい。

?空腹時、食後1〜2時間の尿糖が共に(−)であれば、糖尿病の可能性はかなり低くなります。 ただし、尿中に糖がもれだす血糖値は個人差があり、200を超える高血糖であっても尿糖(−)の方もおり、油断はできません。

?空腹時に尿糖(−)であっても、食後1?2時間に尿糖(+)であれば、境界型糖尿病や軽症の糖尿病を発症している可能性があります。

?空腹時、食後1〜2時間の尿糖が共に(+)であれば、糖尿病を発症し、しかもある程度進展した状態である可能性が高いと考えられます。ただし、血糖値が正常値の範囲内でも、尿に糖が出てしまうケースが稀にあります。これを「腎性糖尿」と呼びます。腎性糖尿は疾患ではないので、治療の必要はありません。

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