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福祉理念を理解する社会とは

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介護 老後の日常生活でも今までと同様に自分らしく生活してみたいと考えるのは当然です。一人一人が人間としての生活を営むことができる社会を形成するための福祉のあり方を考えなければなりません。
介護福祉に求められる人間らしい生活とは具体的にどのようなことを言うのでしょうか?


生活の質(QOL = Quality of Life)の向上

年をとると体力が衰えてきて日常生活動作(ADL = Activities of Daily Living)も低下してきます。このような状況が続くと日常的な動作が次第にめんどうになってきて、ますます体を動かさなくなってきます。それがさらに体力の低下を促進させることになります。体を動かさなくなることで、どんなことにもあきらめたほうがよいと考えるようになり、気力も低下してなにもかもが悪い方向へと進みだしてしまうのです。普通に生活することができることの大切さを定着させることが福祉社会にとって必要なことなのです。

高齢者や障害者が寝たきりになってしまった場合にはどのような生活が人間らしい生活ということが言えるのでしょうか。そもそも生活の質(QOL = Quality of Life)を満足させることはADL(日常生活動作)の改善を行えばよいと言う事ができます。寝たきりなら、食事と排泄と入浴の介護を行えばそれでよいということです。しかし、この介助は利用者にとって、社会的に生活することや人生の質を問う「人間らしい生活」をサポートするとは言えないでしょう。
健常者に近づける日常生活の改善のみを目的としたリハビリテーションから、老化や障害による心身機能が低下した現実の範囲内で可能な限り生活向上を実現するために生きることがQOL(生活の質)を満足させるリハビリテーションなのです。


自己決定、主体性の尊重

高齢者が老人福祉施設を利用する場合に、ただ介護員の言うままに介護されているだけでは本来の「人間らしい生活」とは掛け離れたものです。たとえ身体的に介護などの支援を満足させるものであっても、強制されることや、嫌々させられたり、騙されて行動を決められたりすることでは利用者の人生をより豊かにするものでは無いということです。高齢者、障害者自身が自己決定によって自分の意思に基づいて求めるサービスを決めたり、自分でするべき行動を納得してから行うという主体性の尊重という考え方が大切です。


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